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電車内

最近はちょっと忙しく、間が空いちゃいました。

電車内の出来事は、今迄いくつか紹介してきましたが、今回もそんな出来事の小ネタを2つほど紹介します。

睨む女。
いつもの通勤電車に乗ったところ、目の前の座席に20歳前後の女性が一人座っていた。
この女性、手鏡を片手に化粧の真っ最中。
この揺れる電車の中で器用な事だと思いながら、見るともなしに見ていた。
すると次の駅で20歳にはなっていないかという一組のカップルが乗ってきた。
楽しい会話の途中だったのだろう。
女性はにこにこしながらの乗車だ。
このカップルは化粧女の前を横切る感じで、その斜め前に立ち止まった。
その時に化粧女とカップルの女性と目があったようだった。
カップルの女性はすぐに彼の方を向いて会話をし出したようだったが、化粧女がこの女性を睨みだした。
化粧をしながら睨んでいる。
幸せそうなカップルに対しての嫉妬から睨んでいるのか、それとも化粧をしているのを笑われたと思ったからなのか。
後者だったっら自業自得である。
笑われると感じるという事は、電車内での化粧は情けないと自分で判っているという事だ。
もうちょっと早起きして、家でしっかりやってこいよ(^_^;)
それより、そんな睨みながら化粧をしていて、ちゃんと出来るのか?

流れに逆らう女。
ある大きめの駅に着いた時だ。
上下車の多い駅という事だけではなく、電車内にはこみこみとは行かないまでも多めの人が乗っていた。
当然電車内の人が降りてから、乗車するのが一般的だろう。
しかしその時、一人の中年女性はいきなり乗車してきた。
と言っても素直に乗り込めるものではない。
降りる人は大勢いるのだ。
扉近くはそう言う人であふれかえっている。
乗ったはいいが、また外に押し出されようとしていた。
しかし中年女性はなんとか車内にとどまろうとしている。
降りる人の一人に、大きな荷物を抱えている人がいた。
それは扉をほとんどいっぱい使って出なければならないほどの荷物だ。
当然中年女性にぶつかる。
荷物を抱えた男性は言った。

「先に下ろして下さい」

至極一般的な台詞だが、この台詞にも中年女性は無視。
ここまで来るともうどうしようもない。
後ろにはまだ降りる人が大勢控えているし、強引に荷物を持つ男性は出て行った。
そのまま押し出される中年女性。
車内に残ろうと踏ん張っているところを押し出されたのだから、バランスを崩してしりもちをついていた。
しかしどう見ても中年女性の自業自得である。
誰も同情も助けようともしない場面であった。

皆さんはちゃんと降りる人を待ってから乗りましょうね(^^ゞ
by junnohp | 2005-12-19 10:50 | シュールな日常
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